昨日6時ごろ突然職場にサイレンが鳴り響いた。え、と思った瞬間ドン!!とガス爆発のような低く重たい明らかに尋常ではない音がかなり近くでした。エレベータが完全に止まっているなどと誰かの騒ぐ声も聞こえる。隣のI氏と顔を見合わせお互い危険を察したのかひとまず避難しようということになったが、どうも周りの人間は黙々と仕事をしている。何故こいつらは平然とこの状況で…と思ったが、おそらく9月11日にも助かった人と亡くなった人の境はこんなもんなんだろうとほおっておいた。
I氏、新人、俺の三人で非常階段を下り、正面玄関から外に出た。ビルを見上げても特に変わった様子もなく火の手も異臭もない。5分くらい外で様子を見たが別段変わったこともないのでビル管理の部屋に立ち寄って理由を聞いてみたら彼らは彼らで大慌てで何やら6Fの喫煙室の空気清浄機がつまって探知機が誤作動してしまったとのこと。爆発音と思ったのは非常扉が一斉に閉まった音らしい。
戻ると何も起こらなかったような光景が当然のようにあった。それにしてもあの状況下で何らかのアクションをしないというのはそれはそれで異常だと思うぞ。何食わぬ顔で仕事を続ける彼らのリスク管理能力に疑問を抱かざるを得ず、そんな彼らに信頼性の高いシステムを要求する客には申しわけないが危機に対するアンテナが既に折れている人間の作るシステムがいかに鈍感になろうか俺なりのモノサシで測るには絶好のアクシデントだった。
年休取って見てきた。50代前後の人が多かった気がする。
パネリストは田原総一朗氏、千葉商科大学の加藤寛氏、ドリームインキュベータの堀紘一氏、JR東海社長、朝日新聞編集委員の5人。主なテーマは北朝鮮、経済政策、道路公団、ベンチャーといったところ。時間ぴったし2時間半。
やはり生はいいですね。テレビでは言えないような実名や話が聞けて。機会があれば積極的に参加しようっと。
いいですねぇフォーラム。レポート希望。