2005-06-15 [長年日記]

_ [] ニューロ、ファジィ、遺伝的アルゴリズム

たまたま、『“複雑さ”に挑む二つのアプローチ——「やわらかい情報処理」再び(1)』とそのバックナンバーを読んだら、学生のころはこんなことやっていたんだなぁと。技術として実用的かどうかは別として、実社会でこの感覚は必要だと思うんだよね。

なんかもう、みんな100%を狙いすぎてる。目標を達成するためには、あれも必要、これも必要、ああしろこうしろと。そんで、デキのいい人が網羅的なチェックシートを作っちゃって(作ることが成果らしい)、この通りにしろと。もうね、不毛だね。流動的な実社会において、チェックシートを満足すれば必ず目標を達成するかといえば、否でしょ。

俺の感覚だと、目標を達成できない状態に陥らないためには、あれもいらない、これもいらないって風に行動指針を決めたほうがいい。で、その都度、自分なりに試行錯誤してやるわけだけど。でも、この方法は、チェックシートを懐に忍ばせている人には受けが悪いのが難点…。

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