商品と中国。いちおうこのキーワードを意識しつつ、資源・素材関連の中国株に狙いをつけていたのは正解だったと確認できた一方、商品と素材関連株とは必ずしもリンクしないという指摘は意識していなかった。でも商品そのものを扱うにはもう少し勉強する必要があるし、中国株はおそらくこの1,2年でまた暴騰しそうなので、ならば今のうちに素材関連の中国株を仕込んでおくのがベターかな。商品は株に比較して3倍のパフォーマンスを示すといってもね。
本書での指摘は株でも通用する。製品、サービスではなく、その素材あるいはどんな製品を流通させるのに不可欠なものなど。または、中国が豊かになるにつれて消費が増えるもの。たとえば砂糖やコーヒーなど。確かに中国の飲み物(お茶など)は甘くないし、中華料理は油のうまみであって甘くはない。スタバは上海で見たけど、一般人がコーヒーを普通に飲んでいるかといえばそうではない。邱永漢だって自らコーヒー園をつくってコーヒー豆の販売、コーヒーの提供までルートを整えている。だからその手の中国株を買っておけば、まず損はしないだろう(コーヒーそのものの株はなかった気がするが)。
日経平均が2万円いや仮に3万円まで到達したとしてもたかだか2倍。中国株なら短期にそのパフォーマンスは達成できると思う。政策に左右されやすく政治的な不安はあるし、中国は嫌いなんだけど、ここは政冷経熱でいくしかない。という意識をさらに強くしたのでした。