2007-03-23 [長年日記]

[][コーチング] 『それでも話し始めよう アサーティブネスに学ぶ対等なコミュニケーション』(アン・ディクソン,クレイン)

翻訳の限界というか、仕方ない部分ではあるんだけど、実践例がよくない。コミュニケーションを扱った題材であるにもかかわらず、微妙なさじ加減が表されていないという感じ。

要は、1)何が起こっているのか、2)それについて自分はどう感じているのか、3)どのような具体的な変化を望むのか、を自分自身に問いかけて会話に臨むというもの。そこで、会話をする場所、会話を始めるタイミング、終了のタイミングなどは、テクニックとして確かに必要なだなぁと。でも肝心なのは言葉の選び方であって、それが翻訳だと伝わらない。この本だけのことではないんだけど。『それでも話し始めよう』

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