2007-05-03 [長年日記]

[] チベット旅行6日目 ~ムル・ニンパ寺、光明商店、そして北京へ

午前中は出発までフリータイム。まず大昭寺(写真)の前を通り過ぎてバルコルを進み、ニンマ派のムル・ニンパ寺に行った。ムル・ニンパ寺の中庭には、マニ車を回すチベット人が所狭しと座っていた。ちょっと後ずさりしたくなる混沌とした雰囲気。後で現地駐在員の方に聞いたところによると、今日はお祭りらしく、普段以上に人が集まっていたとのこと。

その足でバルコルを一周し、スイートティーで有名な光明商店へ。地元のチベット人がひしめき合っており、観光客はおそらく自分たちだけ。チベット人はここでスイートティーを飲んで、それから働きに出かけるらしい。テーブルの上には、スイートティーやトゥクパ(うどん)、そして無造作に置かれたお札。ここでは、テーブルの上にお札を載せておくと、空になったグラスにスイートティーを注いでくれて、その分の代金がテーブル上のお札から回収される。おつりもキチンと戻ってくる。ただお札がスイートティーでビショビショになるのがマイナス点だ。「リーベンレン」(日本人という意味)というと、チベット人はウンウンと笑顔になる。チベット人は日本人に好意をもち、中国人(漢族)を嫌っているらしい。

昼食後、ラサ空港へ。成都経由で北京へ飛ぶ。大昭寺

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