新聞や雑誌ではタブーなのかおそらく絶対出てこない、しかしながら牧歌的で真実味のない記事とは異なる本音トークが満載。間違いなくおもしろいんだけど、生活するために働くという域を超えてしまうとこんなにも自由になれるのか、と。
小飼弾氏との対談は必読です。ものの見方を変えてくれるし、視点を増やしてくれる。「一つ問題を片付けると、それによって生じる問題が10個くらい出てくる」なんて、その通り。この事実に触れない優等生的なビジネス本の何倍も価値がある。飢えの問題についても、「分配がうまくいっていないだけ」で、「飢えがなくなることで、より難しい問題が起きる」と。