2008-02-07 [長年日記]

_ [] 『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 』(ダニエル・ピンク,大前研一訳,三笠書房)

いまのところ今年のベスト本。勝間本で薦められていたので読んでみた。

内容は帯の通り。「機能」だけでなく「デザイン」,「議論」よりは「物語」,「個別」よりも「全体の調和」,「論理」ではなく「共感」,「まじめ」だけでなく「遊び心」,「モノ」よりも「生きがい」。つまり,左脳的思考だけでなく右脳的思考をもっと重要視せよと。右脳バンザイではなく,もっと右脳を使って左脳を助けろと。そんな感じ。

俺は21世紀は共感とデザインの時代だと思っている。自分自身,携帯をデザインで選んだし。

で,この右脳的思考を,どうやって仕事に活用するか。はっきりいって,弁理士の仕事は左脳的作業の代表格だと思う(笑)。無表情の人が多いし。右脳に障害がある人は,無表情でも論理的な受け答えはできるって何か怖い。『ハイ・コンセプト』

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