最近知ったのは、チベット人は「チベット自治区」だけに居住しているわけではなく、チベット文化圏は、東は青海省や四川省、南はインド、ネパール、ブータンをも含むということ。自分の理解では、クルド人のようなイメージ。そして中華人民共和国のチベット人は、「「隠れキリシタン」のようにこっそりと信仰を守り続けなければならない」らしい。
漢族がラサに移住し、チベット人が中国の沿海部に留学するようになっても、チベット人が漢族を忌み嫌う様子が軽妙に語られている。仏教のエリートになるためにはインドに留学する必要があるけど、そうすると英語は話せる一方で漢字が読めないようになってしまうとか、そういうことを考えてるみたい。親たちは。大草原で。