ダイアモックスには利尿作用があり、未明に3回ほどトイレに行った。自分だけかと思っていたら、他の人も2,3回トイレに行ったらしい。皆自分以外のことに気づかないほど熟睡できたようだ。明け方ゴルムドで停車したので列車の外へ出てみた。深呼吸しながらゆっくり歩き、列車の先頭で記念撮影。外へ出られたのはこの駅だけ。
車窓からは、荒涼とした大地を延々と見ることができる。時おり草原や湿地帯を抜けてゆく。そんなときには、ヤク、羊、馬(ロバ?)、チベット・カモシカなどを見ることができた。ヤクも走ってたよ(笑)。遊牧民のテントもチラホラ。雪をまとった山々もきれいだったね。写真は、ニンチェンタンラ山(標高7,162m)。
食事は、朝食だけ弁当だったが、昼食と夕食は食堂車で。現地ガイドさんが頑張ってくれたおかげらしい。基本的に中華で、かなり辛い料理も多かった。2等寝台から食堂車に行くには、硬座(座席)車両を通り抜けて行く。この車両には、主に漢族、チベット族、回族が多く、ラーメンや漬け物の臭いが充満していた。
青蔵鉄道の最高地点は、海抜5072m。いちおう「海抜5071米」の表示を写真で撮ることができた。
日が落ちてから、ついにラサ到着。もう真っ暗で、駅の写真を撮ることができなかった。ラサの夜は、西寧ほど寒くない。ダウンも不要。頭痛、吐き気も全くなしで、快調そのもの。ちなみに、ラサの英語表記はLHASA。どこぞの圧縮解凍ソフトと同じだ。
充実したGWだったんですね。チベットかぁ。ロマンを感じます。こういう所に行ったら日本に帰ってきたくなくなりそう。で、薬の効果で高山病には罹らなかったんだよね?以前、スイスの登山鉄道に乗ったときは、高山病なのかなんなのか、やたら眠くてたまりませんでした。耳鳴りもしたし。<br>それにしても写真の撮り方、お上手ですね。。
高山病は罹らなかったよ。写真はぜんぶ単焦点レンズで撮ったのだ。もう少し高解像度で載せたいんだけど、サイズ制限があるのである程度圧縮してます。